天鵞絨色のエトセトラ ~Velvet-colored Etosetra~

天鵞絨色のエトセトラ ~Velvet-colored Etosetra~

課題レポートより頑張れている気がします。

北の大地に虹を求めて ~2022北海道1~

こんにちは、さいがきです。最初の記事はアメブロで書いていたのにデータがぶっ飛んだ初北海道上陸のお話にしようと思います。当初の予定よりも大幅に縮小して断行した北海道遠征でしたが、思いがけずあの列車に乗ることができたので、結果オーライでした。それでは前置きはほどほどに本編行きたいと思います。

 

・前哨戦 えきねっと座席争奪戦

6月頃から漠然と「北海道行きてぇなぁ...」とは思っており、旅程を立てていたのですが、コロナ禍のおかげで縮小する羽目に。さらに繁忙期直撃の8月は避けるように親からの啓示がありましたので、9月頭に2泊3日で敢行することに。お陰様でいろいろ旅程に変更が生じたため、一から時刻表とにらめっこすることに。当初の予定では、新幹線で函館入りし、山線で小樽を経由し、積丹半島を回り、札幌へ。そこから函館線を北上し留萌線富良野線を乗り潰してから宗谷線へ。帰りは江別からバスを乗り継いで夕張経由で新千歳に出ようとしていたのですが、親の圧力*1もあり没になりました。あぁ...山線行きたかったのに...

 

なんてことを考えながら時刻表をペラペラめくっていたところ、山線に臨時特急が来るとかいう情報を入手。

 

これは行くしかねぇ!!

 

たまたま翌日がいい感じに1か月前だったので明日の10時にダメ元で指定席を取りに行くことに。せっかくなので全区間狙いでいきます!

 

~翌日~

昼の11時を回りました。すっかり忘れていましたね。な~んにも考えないで埼京線に乗っていました。もう取れないだろうけど一応えきねっとを覗きます。

 

 

 

あれ?まだ残ってね?

 

 

 

 

 

残席あるくさいなこれ...?

 

 

 

 

 

待って待って待ってウソでしょ?

 

 

 

 

 

 

 

 

れ ち ゃ い ま し た 。

やったあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

函館→札幌の行程が決まりました。あとはもうなり行きで電車を当てはめれば完成です。切符はバイトのないタイミングを使ってそろえてきました。

後はもう悠々自適に出発日を待つだけ!

 

で、なんやかんやいざ出発です()

 

・本戦 財政難と欲の一騎打ち

目指すは北の大地、日進駅です。なんでそんなところなのかと言えば私の最寄り駅と同名だからです。ほかに意味はありません。一部のオタクと語り合った、数年越しの「日進発日進行き」乗車券です。

という訳でトップバッターは川越線です。いつものですね。

なにも楽しくないです。1/3は電波通じないしカス*2です。さっさと大宮まで出てしまいましょう。

 

大宮からは新幹線で新函館北斗を目指します。大宮民ならわかってくれると思いますが、大宮から函館って飛ぶより新幹線の方が速いんですよね。空港の手続きとかもいろいろめんどくさかったので、行きは新幹線、帰りは飛行機*3で行くことにしました。

ということで2番手ははやぶさ1号の新函館北斗行きです。最速列車ではありませんがまあ気にしたら負け。函館もちょっと見て回りたいしね。

 

4時間乗り続けるのはさすがにしんどいのでグリーン課金します。バイト頑張ってよかった!

っつっても「料金」だけでこのお値段です*4。贅沢ですねw

 

そこそこ乗車率は高かったです。終点に着くまでつべをみるなり寝るなりのんびりするとしますか...

 

よく悩まされるやつ
ああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!

 

盛岡発車後あたりからだったと思いますが、もうWi-Fiが貧弱貧弱ゥ!で使い物になりません。トンネル内でこそ使えた方がうれしいのですけど、まあこれは仕様なので諦めます。

 

JR北海道の駅で唯一本州にある駅・奥津軽いまべつ

このはやぶさ号は二戸から先は終点まで各駅に停車します。なので新幹線駅でも指折りの秘境駅奥津軽いまべつが停車駅なんですね。とはいってもシェルターが多くて、駅の形状も形状なので、あまりよく見えませんでした。近隣にはJR東日本津軽線津軽二股駅があったようななかったような気がするので、18きっぱーはそっちからアクセスしましょう。

いくつかトンネルを抜けると、ついに青函トンネルに突入します。

津軽半島自治体はパッチワークと評されるように、自治体がぐちゃぐちゃしています。合併の弊害と言えばそうかもしれませんが、私は外部の人間なので詳しいことは知りません。

出典:https://ameblo.jp/kelly-anne/entry-11992217682.html

この図の中で外ヶ浜町に挟まれた*5ところにあるのが今別町です。ここに青函トンネルの入り口があります。まあ地図みていたら気付いたら入っていたんですけどね()

 

しょうがないので出る瞬間だけ動画を録ってきました。長いトンネルを抜ける瞬間はテンション上がりますね。川端康成が冒頭にトンネルを抜ける話題を持って来たくなる気持ちがよく分かります。

youtu.be

植生が本州とはだいぶ異なっているのが面白いところ
北海道きたああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

生まれてこの方19年、ようやっと北の大地へ歩を進めることができました。

 

道内最初の停車駅は木古内です。いよいよ北海道に上陸した実感が湧いてきます。

ここの手前で海峡線と分岐していました。海峡線は廃止されたものだとばっかり思っていましたが、そういえば貨物列車と四季島が通るんでしたね。普段使いする時刻表にはまず載っていないのですっかり忘れていました。

 

終点:新函館北斗

大宮からおよそ4時間、ついに終点の新函館北斗に到着です。結構人が乗っていました。札幌まで伸びたらもっとここも賑わうのでしょうかね。

函館までは「はこだてライナー」が接続しているので、乗り換えて函館に向かいます。思ってたより遠かったです。まあそもそもの市が違う*6ので当たり前と言えばそれまでですが。

 

こいつは快速なので五稜郭にしか止まりません

ここからは青春18きっぷを使います。メインの乗車券の区間外は基本的に18きっぷで移動しました。

というわけで櫛型ホームがエモい函館駅です。このカーブもいい味ですよね~。

 

こちらは駅舎。25万都市の中心駅だけあって、きれいで大きい駅でした。

函館市電路面電車が走っているよ!かわいいね!

 

締まる間際の市場に行ってお土産を物色していたら両手が塞がってしまったので全然写真がありません。今度は夜景や赤レンガ倉庫をゆっくり見て回りたいですね。

載る列車が表示されてました。

もう少し時間があるのでお昼ご飯を探しました。

が、おみやげで意外と使ってしまったのでコンビニに落ち着きました...

待合室でファミチキむしゃむしゃ...

 

さて、改札時間が来たので、構内へ入りましょう。

改札を通過し、函館駅構内に戻ってきました。

次の列車の入線を待ちます。曇っているし風強いしめっちゃ寒かったです。長袖出しておいて正解でした。

きたああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

最初で最後のノースレインボーエクスプレス*7です。今回は特急「ニセコ」の終点の札幌まで乗ります。

ニセコ」の名の通り、この列車は山線経由なので、しれっと没案になったはずの山線経由が達成できました。やったぜ。

 

発車までに自販機で飲み物を買ったり、写真を撮ったりして過ごしました。

 

それでは次回はこいつで札幌を、そしてそこから先へ向かっていきます!!

*1:妹も受験生だったしこのタイミングで北海道行こうとする俺も悪いけど

*2:世間では #大宮地下圏外 と言うので知らなかった人はぜひ覚えること

*3:ここ重要ポイント

*4:要するに運賃はまた別でかかってる

*5:南が旧蟹田町および平舘村、北が旧三厩村

*6:新函館北斗駅函館市ではなく北斗市の駅

*7:この車両も引退が発表された